あなたは口呼吸?鼻呼吸?
2016年05月28日
皆様こんにちは。最近では気温も上がり、蒸し暑い日になってきましたね。
さて、今週は口呼吸で招くお口のトラブルについてお話させて頂きます。
まずは、口呼吸によって引き起こされる可能性がある病気をご紹介させていただきます。
①歯やお口の病気(歯周病、虫歯など)
通常私達は鼻呼吸をしていますが、口呼吸をして口の中が乾燥すると、口の中の細菌がが繁殖し、虫歯や歯周病が起こりやすくなります。
②消化器の病気(胃炎、便秘)
虫歯や、歯周病が悪化すると、食べ物をしっかりと噛めなくなる為、消化器の病気を発症しやすくなります。
③呼吸器の病気(風邪、インフルエンザ)
唾液の分泌は自律神経に支配されているため、常に口の中が乾燥していると、活動時に働く交感神経のバランスが乱れます。そうなると、免疫力が低下して、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。
このように、口呼吸は色々なトラブルを引き起こす可能性があります。
しかし、「あいうべ」体操というお口の体操を行うことで、口呼吸から鼻呼吸に変わると言われています。
「あいうべ」体操のやり方
①「あ」・・・あー、と口を大きく開く
②「い」・・・いー、と口を大きく横に広げる
③「う」・・・うー、と口を前に突き出す
④「べ」・・・べー、と舌を突き出して下に伸ばす
①~④を一回として、一日30回を目安に毎日続けることで、改善されると言われています。
皆様も是非試してみてください。