ノロウイルスと口腔ケア
2017年09月20日
皆様、こんにちは!暑さ寒さも彼岸までと言われますが、朝晩大分涼しくなって参りましたね。
風邪を引いたり、体調を崩されません様に気をつけましょう!
ノロウイルスによる感染性胃腸炎は、年間を通じて発生しますが、特に秋から冬に
かけて大流行します。ノロウイルスは感染力が強く、医療施設や高齢者施設などでの
集団感染もあります。
主な症状は下痢や嘔吐などの胃腸炎ですが、肺炎を併発すると死に至ることもあり侮れません。
特にノロウイルスによる肺炎の多くは、嘔吐物が気管から肺に入って引き起こされる
誤嚥性肺炎であることが報告されています。
高齢者は加齢によって嚥下機能が低下しているために、誤嚥しやすい状態に
あります。口腔ケアを行ってお口の中を清潔に保つことは、誤嚥性肺炎を防止するためにも重要です。
●誤嚥性肺炎予防と口腔ケア
・歯磨きや、うがいなどで、口腔内の細菌の数を減少させて、清潔に保つ。
・高齢者の食事の時は、上半身を起こして食べさせる。
・食事や食べ物に、とろみをつけて飲みこみやすくする。