むし歯を予防する食生活
2020年01月22日
皆さんこんにちは、毎日寒い日が続いておりますが体調など崩されていませんか?
今回は、むし歯を予防するため、食生活を見直してみましょう。
むし歯の原因
口腔内に潜むミュータンス菌(むし歯菌)が、食べ物や飲み物に含まれる糖分を餌として増殖し、粘着性のある物質(プラーク)を作って歯の表面に付着します。それと同時に、酸を作り出します。この酸により、歯が溶かされ、『むし歯』になってしまうのです。
むし歯を防ぐための食生活
①よく噛みましょう
よく噛むと唾液腺が刺激され、唾液がたくさん出てきます。唾液にはミュータンス菌(むし歯菌)が作る酸を薄め、歯の表面が溶けることを防ぎます。「ゆっくりと」「美味しく」「楽しく」「味わいながら」食べることで、よく噛む習慣をつけましょう。
②おやつに気を付けましょう
子どもにとってのおやつは、栄養を補う「食事のひとつ」です。歯の健康はもちろん、栄養面でもすぐれたおやつを用意してあげたいものです。例えば、チーズや牛乳などの乳製品、ビタミン・ミネラル源になる小魚や季節のフルーツなどがおすすめです。食べかすが残りやすいもの、お口の中の滞在時間も長いものは、与えすぎないように注意しましょう。
③ダラダラ食べはやめましょう
通常、お口の中は、ほぼ中性を保っています。しかし、甘いものを食べた後は、酸性に傾くようになります。これが、30分から40分かけて元の中性に戻るのですが、ダラダラと甘いものを食べているようだと、お口の中が酸性に傾く時間が長くなります。1回1回の歯磨きを一生懸命していても、甘い食べ物や飲み物をダラダラ時間をかけて摂取することで、お口の中はミュータンス菌(むし歯菌)が好む環境になってしまいます。
規則正しい食生活・間食の摂り方を見直して、むし歯になりにくい口腔内環境を作っていきましょう。