口呼吸のデメリット
2020年10月13日
こんにちは。 |
急に寒くなりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。 |
人は通常、鼻で呼吸をします。 |
まだまだマスク生活が続く中、口呼吸になっていませんか? |
口呼吸は、さまざまなトラブルの原因になります。 |
●虫歯や歯周病の原因に |
口呼吸では口の中が乾燥して唾液の分泌量が減り、自浄効果・殺菌効果が低下することで、 |
虫歯や歯周病になったり口臭が強くなったりします。 |
歯の表面も乾燥するので、汚れが着きやすく落ちにくくなります。 |
●睡眠時無呼吸症候群の原因に |
口で呼吸をしやすいように舌の位置が後方になるため、睡眠時に力が抜けると気道を塞ぎ、 |
睡眠時無呼吸症候群になりやすいと言われています。 |
●風邪をひきやすくなる |
鼻呼吸では鼻の粘膜が空気中の雑菌やウイルスをカットしますが、 |
口呼吸では直接、体内に入るため、風邪などの感染症にかかりやすくなります。 |
●ほうれい線や口元のたるみも |
口呼吸で常に口を開けていると、口を閉じるために必要な口輪筋が衰えるため、 |
ほうれい線やたるみの原因にもなります。 |
●口呼吸のセルフチェック |
次の症状に当てはまる場合は、口呼吸をしているのかもしれません。 |
・無意識にいつも口が開き気味 |
・口の中が乾きやすい |
・鼻が詰まりやすい |
・いびきをよくかく |
・風邪を引きやすい |
・寝起きに喉がヒリヒリする |
・寝起きに口臭が気になる |
・口内炎がよくできる |
健康のためにも、口呼吸は正しい鼻呼吸に戻すようにしましょう。 |
・唇を閉じて鼻呼吸を意識する。 |
・口の周りの筋肉を鍛えて、口を閉じやすくする。 |
キシリトールガムを噛むのも効果的。 |
・「あー」「いー」「うー」「べー」と口や舌を出す「あいうべ体操」を行って、 |
舌の位置を改善する。 |
・眠る時はマスクを口だけにかぶせて鼻は出す。 |
など |
口呼吸がひどいときは、耳鼻科や歯科医院などに相談して、きちんと治療を受けましょう。 |
(日本訪問歯科協会 今日から始める口腔ケア 参照) |