歯科医院での定期検診の重要性
2021年06月02日
今年は例年より早く梅雨入りし、長梅雨が予想されています。
すっきりとしない気候が続きますが、体調を崩さないように規則正しい生活を心がけましょう。
歯科医院での定期検診の重要性について
みなさまは歯科医院へ定期検診に通っていますか?
スウェーデンでは20年以上前から歯の定期検診を国民に義務付けています。
(3カ月に1度は歯の定期検診をうけるという義務)
その結果、80歳で19.5本の歯が残っているという成果が表れています。
(入れ歯を入れる人は全人口のわずか1.7%)
日本では、80歳で12本の歯が残っているという結果から7~8本の差が出ています。
この結果から定期検診の重要性がよくわかると思います。
歯科医院には「歯が悪くなってから」行くのではなく、「歯が悪くならない為に」行って欲しいのです。
歯の治療終了後は、ご自身でしていただく<セルフケア>と歯科医院で行う<プロフェッショナルケア>の
両方を行い良いお口の状態を保つことが大切です。
<セルフケア>
ご自身で毎日行っていただくケア
その方に合った歯ブラシや清掃道具(歯間ブラシやフロスなど)を使用
<プロフェッショナルケア>
歯科医師、歯科衛生士によるケア
歯ブラシでは落とすことの出来ない歯石の除去や、歯の表面に付着した
バイオフィルム(口腔内細菌のかたまり)を専用の器具や薬剤を使い綺麗に取り除きます。
当院では歯科治療終了後、3カ月毎の定期検診をおすすめしております。
定期検診と適切な治療を受け、何歳になってもご自身の歯で
お食事が出来るようにサポートさせていただきます。