骨粗鬆症と歯周病との関係
2021年11月05日
朝晩がだんだん涼しくなり、日中は心地よく秋らしくなってきました。季節の変わり目は体調を崩しやすくなりますので、気をつけて下さい。
今日は骨粗鬆症と歯周病の関係についてお話致します。
最近、骨粗鬆症と歯周病は深い関わりがあることが分かってきました。
骨粗鬆症とは、骨の量が減少し、骨が弱くなる状態です。骨粗鬆症にかかると、骨折しやすくなり、骨折がきっかけで寝たきりになることも少なくありません。
歯周病になって歯が動揺したり、歯ぐきが腫れたり、歯を失ってしまったりすると、噛む力が落ちてしまい、柔らかいものばかりを選んで固いものを避けるようになります。バランスのとれた食事をしにくくなり、栄養が偏ったり、食事の量が少なくなり、ビタミンD、カルシウムが不足が、骨粗鬆症が悪化するという悪循環を招いてしまいます。
早期で歯周病の治療や予防で、骨粗鬆症の悪化を防ぐことが可能になるのです。
歯周病はお口の中の病気だけでなく、骨粗鬆症にも繋がる注意しなければならない病気です。
当院では、「歯周病菌に対する除去プログラム」があり、しっかりと歯周病治療を進めることが出来ます。気になる方は一度ご相談下さい。