虫歯の大きさ
2023年10月03日
虫歯とはミュータンス菌などの原因菌が出す酸によって、歯のカルシウムが溶かされることによって
起こります。
虫歯は歯周病と同じく、重症になるまで自覚症状が少ないため、なかなか気付きにくいことが
特徴です。
虫歯は大きさによる分類があります。
①CO(シーオー)
虫歯になりかけの状態です。
歯の表面のエナメル質が白くなっていたり、茶色くなっている状態で、まだ穴は開いていません。
適切なブラッシングやフッ素の塗布で進行を止めることができます。
②C1
初期の虫歯で、歯の表面のエナメル質が溶けて、黒ずんでいる状態です。
冷たい物がしみることがあります。
虫歯を削り、レジンを詰めて治療をします。
③C2
エナメル質の奥の象牙質まで虫歯が進行している状態です。
冷たいものや甘いものがしみることがあります。
虫歯を削り、インレー(金属やセラミックの詰め物)を詰めて治療します。
④C3
神経にまで虫歯が達している状態です。
熱いものがしみることがあります。
神経を除去して、神経が入っていた管を消毒します。
⑤C4
歯の大部分が溶けてなくなり、歯根まで虫歯が達している状態です。
抜歯をしないといけないことがほとんどです。
虫歯にならないためには日々のメンテナンスが重要です。
早期発見のためにも定期検診を受けましょう。