ガムトレーニング
2015年09月16日
皆さん、こんにちは
すっかり朝晩はひんやりしてきて、秋らしくなってきましたね!
さて今日は舌の筋力、筋肉をつけるガムトレーニングについてご紹介します。
舌は天然の歯列矯正器具と言われています。
舌筋が十分に発育した舌は、内方から外側に向けて歯列を発達させ、しっかりとした歯並びを作ります。
しかし、舌筋の発育が十分でない舌は、舌の沈下をまねき、歯並びを悪くするだけでなく、
睡眠時無呼吸症候群などの様々な問題の原因となります。
ガムトレーニングとは以下の内容を目的としたトレーニングの事です。
①「舌の機能」チェック
②「片がみ」※を治し、「かむ力」をつける
※「片がみ」とは左右どちらかの歯でかむクセのこと。
かたよりすぎると、歯並び、顎、筋肉のバランスが崩れます。
③「舌の動き」を良くする
④「舌の筋力」をつける
⑤「飲みこみ方」※の訓練
※食べている時にいつも舌が口からでる場合は、悪い「飲みこみ方」をしている場合があります。
舌がいつも口からでていることが続くと、舌が歯を押すことにより、歯と歯の間にすきまができたり、
上と下の前歯が閉じなくなったりします。
①ガムを左右の歯で均等にかみます。どちらかが、かみにくい場合、
かみにくい方でかむ練習をしましょう。(片がみを治し、かむ力をつける)
②ボール状にガムを舌の上で丸めます。(舌の動きを良くする)
③舌の中央にガムをのせ、そのまま上あごに押しつけたまま、「ごっくん」とつばを飲みこみましょう。
正しい飲みこみ時には舌は芋虫のような動きをして、ガムはのどに向かって三角形に流れます。
これができない場合は舌の機能が少し低下している可能性があります。
まずはできるか是非試してみてくださいね