保育園の歯科検診
2015年08月03日
毎日暑い日が続いておりますが体調を崩されていませんでしょうか?
室内にいても熱中症の危険性があります!!
小まめに水分&塩分補給をして暑い夏を乗り切りましょう。
保育園や幼稚園の歯科検診で子供さんが反対咬合とわれたことはありませんか?
反対咬合(受け口)とは…
下のあごが上のあごよりも前に出ている状態のことです。
上下のあごの大きさや位置のアンバランスによって生じたり、
鼻疾患による口呼吸、上または上下の唇を吸い込む癖が原因となる場合があります。
遺伝的な影響が強く出る傾向があります。
治療せずにそのままにしておくと見た目の問題だけでなく
酸素の取入れが不十分になり体にも様々な影響が出てくる可能性があります。
反対咬合の治療は出来るだけ早期に始めることが良いとされています。
今回は幼少期に始める治療法をご紹介します。
こちらがムーシールドという装置です。
この装置を就寝中お口の中に入れて使用します。
期間はおよそ1年間を目安としています。
筋機能のアンバランスが不正咬合の原因となります。
筋機能のバランスを整え調和を取り戻せば不正咬合は改善されます。
反対咬合の原因の1つとして、舌が正常な位置より低い位置にあり、絶えず歯が前方に押されることがあります。
装置の力を借りることは、もちろん大事ですが、舌を挙上するトレーニングをすることも大変重要です。
また、反対咬合の治療は、その原因となっているものよって、装置も変わってきます。
矯正治療は比較的長期に渡ることが多いので、ご家族の方の協力や励ましも大切です。
保育園、幼稚園の歯科検診で反対咬合と言われた方、
子供さんの歯が反対咬合かもしれないとお悩みの方、
是非1度診察にお越しくださいませ。
お待ちしております!