歯並びに「筋トレーニング」!!
2015年02月12日
筋肉は、動かさないと硬くなり、どんどん動きが鈍くなります。
口の周りの筋トレーニングを一緒に行うことで、鼻呼吸や正常な飲み込みが出来るようになり、舌の位置やその機能も正常に近づきます。
舌と口をよく動かすことは自己免疫の向上にもつながります。
当院ではお子様の症状に合わせて、筋トレーニングを紹介しています。
不正咬合の場合は口唇トレーニング、舌トレーニングなどが効果的です。
【口唇トレーニング方法】
口を少し開け上下の口唇で前歯を覆うように伸ばし「パン!」と音を鳴らします。 力を抜いて少し休み、もう一度伸ばして「パン!」これを繰り返します。
20~30回/1セット、1日3セット、トレーニングしましょう。
【舌(タング)トレーニング方法】
舌癖のある患者さん、鼻呼吸のできない患者さんに必須です。
タングトレーニングでは、安静時や嚥下時に舌尖がふれる位置(口蓋の切歯乳頭後方部)をスポットと名付けています。
舌尖をスポットに付け舌全体を口蓋に吸い上げる。お口を大きく開けて、舌小帯をできるだけ伸ばします。
舌で口蓋をはじくようにして「ポン」と音を立てます。これを10~15回/1セット、1日3回を目安にトレーニングしましょう。