こどもの矯正
2014年12月12日
各地で寒波による被害が出ていて心配ですね
忘年会シーズンでもあり、外出する機会も増える時ですので防寒対策をしっかりして年始に備えましょう
さて、今回は当院で行っている矯正治療のひとつ、非抜歯矯正についてご紹介します
歯を抜かない非抜歯矯正は、歯が並ぶスペースをその方が本来持っている形に戻し、美しい歯列と正しい機能を回復する歯列矯正治療です。
乳歯列・混合歯列期に行う『床矯正』と『モジュール矯正』があり、
床矯正とは、4~5歳から始める矯正治療です。
歯並びが悪くなる原因の1つに「歯列の狭さ」や「顎の小ささ」があります。歯列の幅を広げることなどで、歯並びを改善するのが床矯正治療です。必ずしもこの治療法だけで歯並びが改善するとは限りませんが早期に取りかかることで将来的に成人矯正に移行した場合に、抜歯を回避する可能性を上げることにもつながります。
モジュール矯正は、床矯正後や混合歯列期から開始する矯正治療法で、臼歯部の傾斜や前歯部の叢生、捻転などを修正し、正しい歯並びに誘導していきます。装置が歯の裏側に設置されているので外からも目立ちにくく、柔軟性のある細いワイヤーを使用するため痛みもほとんどありません。またワイヤーの長さを自由に変えることができるので、顎の成長・発育を阻害することがありません。