インプラントとフッ素の関係
2016年11月19日
皆様こんにちは。だんだんと肌寒い日が増えて来ましたね。
気温が低く空気が乾燥していると風邪を引きやすくなってしまいますので、くれぐれも体調を崩されないようお気を付けください。
さて今回は、インプラントとフッ素の関係についてお話したいと思います。
フッ素は、歯に塗布をすると、歯の質を強くし虫歯になりにくくする効果があるので歯科医院でよく用いられます。また、市販の歯磨き剤にも虫歯予防の効果があるとして、配合されていることがあります。
一見、良い効果ばかりのように思えるフッ素ですが、インプラントをされている方は、少し注意が必要です。
フッ素にはインプラントに使用されているチタンを腐食(錆び)させてしまう作用があります。
そして、錆びにより表面が粗造になったインプラントは、お口の中の細菌や歯垢が付着しやすくなり、インプラント歯周炎のリスクが高まります。
長期に渡る使用によりインプラントが破折してしまうこともあります。インプラントをされている方は、フッ素が配合されていないインプラント専用の歯磨き剤の使用をお勧めします。
当院では、フッ素が配合されていないインプラント専用の歯磨剤を取り扱っております。
分からないことがございましたら、お気軽にお尋ねください。