乳歯から永久歯への生えかわり
2018年01月11日
皆様こんにちは、2018年に入り早半月が過ぎようとしています。
月日が過ぎるのは本当に早いものですね。一日一日大切に過ごしていきましょう!
乳歯から永久歯への生えかわりは、3歳~6歳(幼児期)の時期は精神的にも肉体的にも大きく発達します。
お口の中でも乳歯が生えそろい永久歯が生え始める大切な時期です。
この時期に大きな虫歯になると痛い…噛めないなどの症状はもちろん、
永久歯の噛み合わせにも大きく影響してしまいます。
この時期、虫歯に気をつけたい3ヶ所!
・乳歯の奥歯の噛み合わせの溝
・6歳臼歯(第1大臼歯)の噛み合わせの深い溝
・乳歯の奥歯の歯と歯の間
乳歯の奥歯の深い溝に注意!
個人差はありますが、だいたい3歳頃乳歯は全て生えそろいます。
この時期は、甘いお菓子をだらだらとよく食べて、虫歯の菌も増える時期です。
乳歯の奥歯をよく見ると、複雑な溝がいっぱいあります。
最初は、お子様の力だけではなかなか歯磨きが難しいので、磨き残しが多くなり
いつの間にか虫歯ができてしまうことがあります。
お子様が歯磨きの習慣が身につくまでの最初のうちは、ご家族の方が仕上げ磨きや
ちゃんと磨けているか確認をしましょう。
6歳臼歯って…?
乳歯の一番奥の後ろから6歳頃に生えてくるとても大きな永久歯のことです。
この6歳臼歯は、永久歯の中で最も噛み砕く力が強く、噛む力と噛み合わせの
中心的な役割をいなっているとても大切な歯です。
虫歯予防やフッソを塗って、しっかり予防しましょう!
どうして乳歯の歯と歯の間が虫歯になりやすいの…?
これにもなんと6歳臼歯が関係するのです。4歳頃から6歳臼歯は骨の中で
生えようと動き始めます。その時に、6歳臼歯は、乳歯の1番奥の歯を前方へ押しながら
生えてきます。その結果、乳歯の奥歯の歯と歯の間がきつくなり、食べ物が詰まりやすくなります。
歯磨きだけではなかなか難しいので、歯と歯の間を清掃する乳歯用のフロスがありますので、
歯磨きした後、フロスをして虫歯予防をしましょう!
乳歯と永久歯の大きな違いは…
乳歯のエナメル質や象牙質の厚みは、永久歯の1/2以下です。
永久歯と違って乳歯は物凄く歯が柔らかいので、虫歯の進行も速く神経まで
虫歯が進むスピードが速いので要注意です!
歯医者で虫歯チェックや虫歯の予防処置をしてもらい、ホームケアではしっかり歯磨きをし
寝る前にはフッソをするなどして予防をしましょう!