入れ歯のケア、お口のケア
2019年12月17日
今年もあとわずかとなり、寒さも厳しくなってきました。
体調管理をしっかりして元気に新年を迎えましょう!
入れ歯のお手入れはしっかり行っていますか?
入れ歯は人工の歯なので虫歯にはなりません。
しかし綺麗に見えても細菌が付着しており、歯石もつきます。
汚れたままにしておけば口臭の原因になったりカビが生え黒ずんできたりします。
長持ちさせるためには正しいお手入れが必要です。
歯磨きのように毎食後に洗うことが理想的です。
毎食後が難しい場合、寝る前はしっかり丁寧にお手入れをしましょう。
毎日のお手入れは入れ歯専用のブラシを使い水で洗い流します。
(入れ歯が傷つくので歯磨き粉は使用しないでください。)
その後、入れ歯専用の洗浄剤がありますので、洗浄剤につけて洗浄・消毒します。
また入れ歯を外した後のお口のケアも大切です。
入れ歯と接している歯ぐきには食べかすや細菌などが付いており
放っておけば口内炎や誤嚥性肺炎などの原因になります。
総入れ歯で自分の歯が1本もなくてもお口の中のブラッシングは必要です。
歯がまばらに残っている場合は1本ずつ丁寧に磨き、
入れ歯のバネがかかる歯は特に汚れが付きやすいので念入りに磨いて下さい。
入れ歯をはずした後は口をよくすすぎ、殺菌力の高い歯磨き剤を使って
やわらかい歯ブラシで歯ぐきや舌、上あごをブラッシングすると汚れがとれます。
またブラッシングはマッサージ効果もあるので歯ぐきの血行もよくなります。
(日本訪問歯科協会 訪問歯科・口腔ケアの理解と普及の為に 参照)