唾液の働き
2023年09月26日
唾液は、主に、耳下腺、顎下腺、舌下腺という3つの唾液腺から、1日に1000~1500mlほど分泌されます。
唾液には様々な働きがあります。
①浄化作用
食べカスなどを洗い流してくれます。
②殺菌作用
プラークの発生を抑えます。
③保護作用
歯や舌、歯ぐきを唾液タンパクが覆うことで、感染から守ります。
④再石灰化作用
一度溶けた歯の表面の再石灰化を促し虫歯を防ぎます。
⑤消化作用
唾液に含まれる酵素(アミラーゼ)が糖質を分解し消化吸収を助けます。
⑥緩衝作用
食事をするたびにお口の中のpHは酸性になり、歯の成分が溶け出します。
しかし、唾液の作用によりpHは元に戻ります。
唾液の量を増やすには、よく噛むことが大切です。
唾液の働きをより効果的に引き出すためにもしっかり噛んで美味しく食事を摂りましょう。