妊娠中の歯科検診の重要性
2016年08月12日
こんにちは。
暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
水分補給をしっかり行い、夏バテ・熱中症にはお気を付けくださいね。
さて、今日は妊娠時の歯科検診についてお話させて頂こうとおもいます。
当院にも妊娠中の患者様がたくさん来院されますが、
大切な時期に、数ある歯科医院の中から当院をお選びいただいて、本当に嬉しく思います。
妊娠中はホルモンの変化や食習慣の変化により、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
妊娠がわかったら、体調の良い時に歯科医院で一度診てもらいましょう。
検診の内容は
〇虫歯の有無
虫歯があれば、体調に無理のない範囲で治療することができます。
大きい虫歯は、場合によっては応急処置を行い、安定期以降に治療することもあります。
〇歯周病の検査
歯周ポケットの数値を確認します。
妊娠中はホルモンの影響で歯肉炎や歯周病にかかりやすくなっています。
歯周病が早産の原因になる事もありますので、注意が必要です。
〇ブラッシング指導・栄養指導
つわりなどがあると十分にお口のケアが出来ないことがあります。
お口の状態に応じて、適切な歯磨きグッズのご紹介や、ブラッシング指導をさせて頂きます。
〇必要に応じて歯石除去
歯石は、口腔内の細菌の塊です。歯石を除去し、歯周病予防をします。
〇PMTC
歯の表面に付着したバイオフィルムを専用の器具を使って除去します。
歯がツルツルになり、お口の中がすっきりします。
プラークが付着しにくくなるので、虫歯や歯周病予防に効果的です。
妊娠初期・つわりなどで治療ができない時もありますが、
今の状態を確認した上で治療の計画を立てることができます。
出産後は忙しく、すぐは歯科医院に通うのが難しいこともありますので、出産前に早めに最終の検診行くことが大切です。