虫歯菌はうつる?!
2018年10月13日
少しずつ、肌寒いような日が増えてきましたが、季節の変わり目で、皆様体調を崩されていませんか?
特に小さいお子様や御高齢の方は、体調も崩しやすいので、ご注意下さいませ。
小さいお子様と言えば、生まれたばかりの赤ちゃんには虫歯菌がいない事は、ご存知ですか?
しかし歯が生えるころから次第に虫歯菌が確認され、虫歯になっているお子様が増加してくるのです。
なぜ、虫歯菌のいなかったお口の中に虫歯菌が増えて、虫歯になってしまうのか・・・それは虫歯が感染症だからです。
虫歯は主にミュータンス菌という細菌によって発生します。
ミュータンス菌は、私たちの口の中に残った食べ物をエネルギーにして、歯の表面に、バイオフィルムという細菌の膜を作り
そのバイオフィルムの中の細菌により生成された酸によって、歯の表面のエナメル質が溶かされて虫歯になってしまうのです。
ミュータンス菌は子供の歯が生え始めた頃(生後6ヶ月~)から、感染すると考えられています。
家族に、虫歯や歯周病のある人がいて
お子様とスプーンを共用したり、口の中で噛み砕いたものを与えたりすることにより、虫歯菌や歯周病菌に感染します。
小さいお子様に虫歯ができてしまうと、治療することが難しいので、虫歯をつくらないように予防をすることが大切です。
お子様だけでなく、ご家族の方も一緒に、定期検診を心がけて、虫歯や歯周病の無い健康なお口をつくっていきましょう!